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冬富士のウエア

昨夜の「世界の果てまでイッテQ!」ご覧になりましたか?

僕はチラッと登場してましたね(笑)
カメラマンさんの安全確保が主な仕事だったので、ほとんど登場しないと思ってましたが・・・
放送中もいろんな方からメール、電話いただきました。

さて、昨日も富士山頂にいた私です。
イッテQのロケのときよりも寒い一日でしたので、頂上ではこんな感じでした。

DSCN7504.jpg

このときのウエアを紹介します。

ウエア選びに困っている方は多いと思います。
この感じがどこでも通用するわけではありませんが、結構気に入っている組み合わせです。
参考になれば幸いです。

まずはマイクロパフ・フーデッド・ジャケット



女性用ウィメンズ・マイクロ・パフ・フーデッド・ジャケットもあります。

コンパクトで暖かく、シェルの上から着用します。
今回のような寒い場所では、いちいちシェルを脱いで服を着ることは困難です。ガバッと羽織れたほうが素早く保温できます。フードがあるのもお気に入りです。

シェルはストレッチ・エレメント・ジャケットでした。



こちらも女性用、ウィメンズ・ストレッチ・エレメント・ジャケットがあります。

軽量でストレッチの万能ジャケットです。フードの形状が素晴らしく、視界良好です。昨日のような強風下では、フードの性能が顔面凍傷を防いでくれます。

パンツもやはりストレッチ・エレメントでした。


男女共通モデル

中間着はいつもこれ。R1フーディーです。
フードと言っても簡易的な目出帽にもなるすぐれもの。フィット感もいいです。


男女共通モデル

しかし、昨日のような強風下ではフーディーだけでは酷な状況です。
「フーディーがあれば目出帽は必要ありませんか?」とよく質問されますが、必ずしも万能ではありません。

写真のようにゴーグルを使用する場面では、やはり目出帽は不可欠です。そんなにかさばる物ではありませんので、
ザックに忍ばせておきましょう。今回も大活躍してくれました。


男女共通モデル

ベースレイヤーは、メリノ1とキャプリーン4の組み合わせでした。

これは賛否両論あるでしょうが、運動量が多いときは汗をかくので、肌に密着させるベースレイヤーは薄めのものを選びます(速乾性を重視)。ものすごく寒い環境下ではあまり気にしませんが(ヒマラヤのときは、ウールの厚手を使用)、今回のように運動量が多くて寒い場所では薄手+厚手を組み合わせます。
いくら速乾性があったとしても、厚手は乾きにくいものです。

歩き出しで暑かったら厚手は着ずに温存。寒くなってから厚手を登場させます。

薄手のベースレイヤーを化繊にする時もありますが、今回は麓から気温が低そうだったのでウール系にしました。

キャプリーン4・ジップネック


女性用、ウィメンズ・キャプリーン4・ジップネックもあります。

メリノ1・クルー


こちらも女性用、ウィメンズ・メリノ1・クルーがあります。

最後にパンツですが、今回は保温性を重視して少し厚手を使用しました。

R1パンツ


この上にシンプル・ガイド・パンツを着用しました。
アプローチのときはこれがシェル代わりです。



こちらも女性用、ウィメンズ・シンプル・ガイド・パンツがあります。

昨日の気象条件では、かなりいいレイヤリングだったと思います。
参考にしていただければ幸いです。

また今回のようなウエア紹介させていただきたいと思います。

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