
ようやく姿を見せた前穂高。(入山2日目の夕方)
入山初日は横尾到着後から降り続き、翌日は何と12時間も降り続いた雨。
谷という谷にはデブリがあり、屏風は1ルンゼを登る予定だったけど、
このコンディションで登るのは自殺行為!
また翌日から天気が崩れる予報だったので、一気に穂高岳山荘まで行くことに。
翌日は0時起床でフル行動。

慶応尾根上部。明るくなって気持ちがいい稜線だった。

雨の影響か、斜面にはひび割れ多数。

前穂北尾根方面
本当ならば、この時期もっと白いはず。

4・5のコルまではノーロープで行動

4峰の登りからコンテで行動

3峰もコンテ
結局この日はこのあとずっとコンテで行動。
雪の様子から、稜線まで雨だったようで、本当にいつでも滑落できるくらいのガリガリ斜面だった。

吊尾根は北尾根よりもいやらしい印象だった

何とか明るいうちに奥穂高に到着
長い一日だった。
荷物が軽ければこれくらいの行動は日常茶飯事だけど、今回は25キロくらい背負っての長時間行動。やっぱりかなり疲れました。こういうのって、長期山行でしか味わえないもの。やっぱりここまでやると「山に登ってるなあ!」って気になります。
やっぱりこういう登りをやらなきゃ強くならないな。
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