9月18日~20日の三連休は、北鎌尾根でした。
予想通りの大混雑ではありましたが、天候に恵まれ楽しめました。

独標から

四代続く槍ヶ岳

最後のつらいところで励ましがあります

下山の行列!
我々は4時20分ごろに大天井ヒュッテを出発。
ヘッドライトで貧乏沢を下り始め、およそ2時間で天上沢出合。
すでに10人以上登っている人を確認できる北鎌沢から、
これまた何十人と取り付いている独標が印象的でした。
今日一日で何十人登ったんだろう。
そして圧巻が槍の下降路。
人が多すぎてなかなか下れませんでした。
この日は肩の小屋から山頂までの往復に2時間以上かかったようです。
下山は千丈乗越から奥丸山を経由して新穂高に下山しました。
ところで、今回はタクシーやら代行やらをフルに使いました。
連休中は、中房の駐車場は前夜からほぼ満車になってしまいます。
そこで豊科インター下りてすぐのタクシー会社の代行サービスを使いました。
http://nan-an.sakura.ne.jp/tozan/tozan/post-4.html
これなら槍ヶ岳に抜けた後に、上高地(タクシー利用前提で新穂高)方面に下山できます。
料金の内訳は
穂高~沢渡代行が9000円、沢渡の駐車場が500円
穂高~中房タクシー代9000円
新穂高~沢渡タクシー代10000円
でした。
中房から大天井を越え、北鎌を抜けて奥丸山経由で下山して、「かなり」充実した登山になりました。
北鎌にはいろいろなアプローチがあります。
ガイドパーティーの多くは大天井から貧乏沢下降のルートをとる人が多いでしょうが、
北鎌沢出合でテント泊をする人も多いでです。
もちろん湯俣からの人もいるでしょう。
どのアプローチも北鎌尾根の一部です。
どれもそれなりに悪路で、テントの場合は荷物も重くなります。
楽なアプローチは一つもありません。
登る人の好みや力量、そして何よりも工夫でいろいろな組み合わせができるはずです。
今回の僕のやり方はその一つにすぎません。
山小屋を使うことで荷物を軽くできること、中房から新穂高というスケールの大きい登山ができることが魅力です。
あと北鎌登ってて思ったのは、かなり軽装の人が多かったことかな。
せめてヘルメットは被ろうよ・・・
ずいぶん遅い報告ですが、チーム山行で秩父のナメラ沢に入ったときの写真です。







今回のチーム山行の参加者は僕を入れて5人。
気持ちのいい沢日和でした!
しかも沢靴デビューの人が3人。
ナメラ沢は、そんな人が沢デビューするには楽しい沢です。
途中の滝はロープをつけてみんなで登りました。
ナメ滝でもあなどれないものです。
それを痛切に感じた人がいましたが・・・深くは語らないようにしましょう。
沢を抜けたあとは、奥秩父の気持ちいい稜線です。
沢を下ることをすすめているガイドブックが多いですが、
僕は絶対に雁坂峠まで行くことをおすすめします。
ここの稜線は見晴らしがよく、雁坂峠は「日本三大峠」だけあってなかなか気持ちのいい場所ですよ。
山梨百名山でもある、破風山と雁坂嶺にも登れます。
ちょっと行動時間は長くなりますが、ぜひ沢だけじゃなくて稜線も味わってもらいたいものです。
先週今年最後の剱岳に登りましたが、山頂直下でブロッケン現象を見ることができました。

気象の変化が激しい一日でしたが、
ブロッケンといい一瞬だけ見えた素晴らしい雲海といい、
初劔岳のゲストにとって思い出深い一日だったと思います。
昨日のチーム山行の報告はまた後日・・・

大観峰でトロリーバス待ち中。
空気がとても澄んでいます♪
葉っぱが黄色くなり始めてます。下界は暑いけど、山は確実に秋に向かってますね。
信大の夏合宿を写真中心で

八ッ峰Ⅵ峰 Aフェース

マイナーピーク東面スラブ取り付き

同じくマイナーピーク

チンネ

同じくチンネ
一番楽しんだのは鬼軍曹たちだったとうことは、言うまでもありません(笑)
気がついたら9月になっていました。
8月はたくさん登ったなあ・・・
まずは劔岳の北方稜線に始まり、八ツ峰上半、源次郎尾根を2回、鋸岳のチーム山行、槍ヶ岳から穂高岳の縦走を1週間で2回。
続いて入山した信大山岳会の合宿では、八ツ峰Ⅵ峰フェースを3本、Ⅴ峰スカイクラック、マイナーピーク東面スラブ、チンネの中央チムニーからaバンドbクラック、最後はまたまた源次郎尾根。
そして最後は高校生の学校登山で富士山へ。
こんなにたくさん登ったのは初めてかも。
足の裏がものすごく発達している今日この頃です。
明日は久しぶりにプライベートなクライミング。
しかもパートナーは久しぶりに鱶鰭の仲間と。
いやあ、楽しみ!