白毛門沢
翌週も水上へ。
今の時期は夏の繁忙期前の貴重なオフ。
とは言っても仕事がオフなだけで、クライミングがオフな訳ではありません。
ただ最近手首の調子がいまいちなので、少しレスト気味。
ということで、夫婦で谷川の白毛門沢に入りました。
谷川の沢は初めて。
地元のガイドさんとかから情報を仕入れて、日帰りで楽しめるということでこの沢にしました。

大小様々な滝が連続していて、飽きない沢登りです。
幸い梅雨の中休みで天気が良く、気温も高くて絶好の沢日和。

しかしまだシーズンが早いのか、スノーブリッジがいたるところに残っていました。
潜るのは怖いので、全部うまく巻いて登りました。けっこう時間かかったなあ。
上流部はほとんど雪の上を歩く感じ。
おまけにブヨの大群にも遭遇して、最後の最後はけっこう悲惨な思いをしました。
でもたっぷりと一日楽しめました。
今度は地元の沢かな。
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谷川岳 ガイド研修
発信再開。
6月は何かと研修月間となりました。
6月17日~18日は谷川岳でガイド研修。
幸い天候に恵まれ、一ノ倉の壁も久しぶりに登りました。
東京や群馬方面で育ったクライマーにとっては、谷川は庭みたいな人も多いでしょう。
でも、信州で育った僕はあまり谷川に縁がなく、これまでも5本くらいしか登ったことがありません。
今回はおよそ10年ぶり。
出合の独特な雰囲気は、何とも言えませんね。

ロープワークの基礎を繰り返し繰り返し練習。
何事も練習あるのみ。
傷病者発見

かなり大変なケガです。
しばらくオフ
しばらく発信をオフにしてオフを楽しもうと思います。
谷川岳

2日間ガイド研修で谷川岳へ。およそ10年ぶり。
たいへんな数になってます。
山と渓谷7月号
もう読んでいただいた方から続々と感想をいただいております。
今発売中の山と渓谷7月号で、いろいろな場面で登場させていただいております。
まずは昨年の源次郎尾根のガイド。
剱岳の頂上に突き上げる素晴らしいバリエーションルートです。
憧れだけで終わらせる必要はありません。是非一緒に登りましょう!
次は岩稜の歩き方講座。
クライマーリレーコラム。かなりの暴露話・・・(もちろん、了解済み!)
信州大学山岳会の復活劇をまとめたもの。
僕の原稿ではありませんが、登場しています。
そしてメインは付録のDVD!
何と冒頭の30分間、喋りまくってます。
あの企画、実は台本らしい台本はなく、全編アドリブです!
われながらよくしゃべったなあ。。。というのが実感です。
ご笑覧下さいませ♪
チーム集会
7月のチーム集会は、東京にあるメンバーのお宅でホームパーティー形式となりました。
時間をかけて準備をしていただき、とてもおいしい料理がたくさん!
いつものごとくものすごい勢いで食べ始め、そして飲み・・・
気がついたら照明が落とされてケーキタイムに。
そしたらこんなステキなケーキが出てきました。

本当にステキでした。
いい仲間に囲まれて幸せです♪
チーム山行
6月のチーム山行は、散々な結果となりました。
コースはカサメリ沢西沢~松ネッコ~小川山~八丁平でありましたが、
なんと痛恨の読図ミス!
すさまじい石楠花の藪漕ぎの末、松ネッコにも到達できぬまま下山しました。

間違えた沢をひたすら登る・・・
今回の教訓は、「思いこみ」は怖いということ。
でもいい経験ができたようです。
いや~それにしてもすさまじい藪だった。

GPSデータ
次はちょっとすっきりしたルートでチーム山行したいなあ・・・
小川山 烏帽子岩左岩稜
i-nacの学生たちと、最近開拓(再生)されたばかりのあのルートに行ってきました。
廻り目平から思った以上に近く、こんな近くにこんないいルートがあったとは!
と驚きました。

3ピッチ目
ここまではやや脆い部分がある。
グレードはやさしいけど、しっかりプロテクションを決めて絶対に落ちてはいけません。
学生たちは、スポーツクライミング慣れしているものの、こんな感じのルートは初めて。
5.7や5.8のピッチでかなり手こずっていました。
まあそんなものでしょう。
グレードだけでは表せないものです。

中間部のちょっと怖いトラバース。
なかなかアクロバティックな体勢で越えていく学生も。
一瞬ですがちょっとビビリます。

上部の快適な岩稜。
この手のルートを自分たちでどんどん登れる力を身につけてもらいたいです。
今度は自分たちで頑張れよ!
小川山烏帽子岩左岩稜

学生たちが奮戦してます。
ズットン

江本ジムにいます。
ホームページ更新
ホームページを更新しました。
夏から秋にかけての公募プランは、
一般ルート・源次郎尾根からの剱岳登頂剱岳のバリエーションルート毎年恒例の槍ヶ岳~穂高岳の主稜線縦走涸沢ベースで楽しむ穂高のバリエーション北岳バットレス越後三山や妙義の岩稜を中心にご案内したいと思います。どれも僕が大好きな山々です。ぜひご検討下さい。
また、今シーズンからこれらのビッグルートの練習として、
山梨百名山の鶏冠山と乾徳山のプランを多数設定しております。
日帰りで登ることができるこれらの山で練習して、憧れの山々に挑戦してみませんか!
また、公募プラン以外のルートは、プライベートガイドにてご案内いたします。
黒部源流赤木沢をはじめとする沢登り
少しクセのある剱岳の北方稜線など、是非お問い合わせください。
2人でのお申し込みですと、お一人様あたり1日25000円となり割安な設定です。
是非ご家族、ご友人とご一緒にお申し込み下さい。
詳しくはホームページをご覧下さい
プレゼント

もう怪我の影響はほとんどありませんが・・・
登山研修所の講師でいらっしゃった
あの人からいただきました。
しっかり治して今度は「登山魂」にしたいですね。
あ、今見たらパートナーが決まったみたい。
誰だろう
5月後半のまとめ
5月後半は、本当に休みなく動き回っていました。
メインのPCが逝ってしまったことを口実に、実は少し疲れもたまっていたので少々充電。
昨日はピラニアで登りこんで発散。
ようやく発信モードとなりました。
5月後半最初の仕事は国立登山研修所の講師でした。
学生の春山研修会でしたが、最近は学生とはいえ長期の休みが取りづらくなってきたようです。
なので、少し少なめの参加者。
一方で講師陣は相変わらず濃いメンバーで、楽しい8日間でした。
さて、肝心の研修会はというと天気がいまいちで入山を一日遅らせることに。
その後もいい予報ではなくて、結局劔岳の山頂には行けずでした。
5月は前半に2回劔岳のピークを踏みましたが、それ以後は一度も・・・残念です。

研修中。
今回受け持った班は、一度もうまいメシを食わせてくれませんでした(涙)
食事は学生が作ったものを一緒に食べるのですが、たまにハズレの時があります。
今回は今までで一番不味かった・・・
長期の登山を成功させるのに一番重要な技術は「生活技術」と言っても過言ではありません。
もちろん、体力とかはないとダメですが、どんなに体力があっても技術があっても、テント生活でストレスがたまっていくようでは長く続きません。
一日の疲れをどんな状況であっても、一晩寝ることでできるだけリセットさせることは基本です。
このあたり、しっかり言い続けたので伝わったかな。
研修会の後は、今シーズン初の穂高へ。
最初の2日間は涸沢からのピストン。その日のうちに横尾までお見送りして、横尾で次のゲストと合流して翌日は奥穂を越えて天狗のコル経由岳沢下山というスケジュールでさすがに疲れました。

1回目の奥穂
最初の鎖&梯子を越えた上の斜面は固く凍っていました。
アイゼンの前爪をしっかり蹴り込むアイスクライミング状態。
今シーズンの奥穂高岳は手ごわいです。

翌日は天狗のコルまでの縦走をしましたが、やはりナイフリッジや氷壁の連続で時間がかかりました。
この稜線は個人的に大好きです。
特に今の時期は、いろいろな要素が要求されるルートとなります。
夏になったら雪がなくなり、いつまでも続く岩稜を楽しむことができます。
この夏一緒に挑戦しませんか?

岳沢登山道は、雪崩の影響で一部がすごいことになっていました・・・
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