黒部別山南尾根

雪が多くて、なかなか進みません。
今夜は久しぶりにウエアが乾いていて、快適な夜です。眺めも素晴らしいですよ!ここにいるだけで幸せです。
引き続き頑張ります!
明日以降はしばらく更新できません。
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黒部別山
昨日黒部川を横断。
しかし、雪が不安定なため、予定していた大タテガビン第一尾根を諦め、第二尾根に取り付いてます。
今日は湿った雪で全身ずぶ濡れ。テントで夕飯食べつつ大乾燥大会してます。
今日は停滞
一晩で1メートルほど積もりました。
一日中トランプで過ごしました。
もうすぐ黒部の底
ダムにアンテナがあるみたいで、携帯が何とかつながりました。黒部の底まであと少し、標高1250メートルです。
今日は一日中雪の中での行動。全身氷の鎧になりました。
いまは雪と風がほとんどない場所を見付けて、快適な?テント生活です。
天気予報では大荒れのようですね。慌てず気長に行きます。
稜線に着きました

ただいまテントでお茶してます。
明日から黒部に向かって下ります。
次の更新は何日後になるか分かりませんが、頑張ってきます~。
新越尾根

2050メートル付近。微風、晴天、さわやかな陽気。ただ荷物が重い。。
写真は針の木。滑ったら気持ちよさそう~
入山前祝い

今回は寿司で前祝い。さて、頑張りますか!
黒部横断
久しぶりの更新です。
月曜深夜に富山から帰ってきました。
文部科学省登山研修所の講師研修会でした。
天候が悪く、予定通りの研修とはなりませんでしたが、活発な議論もあってなかなかよい研修でした。
今シーズンは一向にスキーモードになりませんでしたが、研修会でちょっと滑ってスイッチが入ったかも。。。

雪崩捜索の訓練中
帰ってからは片づけしつつ、プライベートな
クライミングの準備に追われてました。
今日の午後家を出て、明日入山です。
予定では
新越尾根~鳴沢岳北西尾根~大タテガビン第一尾根~八ッ峰Ⅲ稜~
剱岳~早月尾根
です。
予備日含め3週間の計画。
久しぶりにガッシャのモンスターゾーンに突入。
入山時は35キロくらいです。
昨日はいつもお世話になってる甲府のエルクさんで、ガッシャの改造をしてもらいました。
店長の柳沢さんはこういう改造大好きだそうで、
僕の注文以上にいろんなところを改造してくれました。
クラフトマンシップの塊のような方です。
お店にミシンがあるので、簡単な修理ならその場でやってくれます。
エルクさんのサイトはこちらそのあとは何年かぶりの「ペミカン」作りやワカンをさらに改造したりなど、
あっという間に時間が過ぎ去ってしまった。。。
さて、この冬一番の本気
クライミング。
気合を入れて行ってきます!
Tag:クライミング剱岳
雪の山

元は車
恐るべし北陸の雪!
研修

雪が深いです。
明神2263峰西壁
2月8日のエントリー。
携帯からの写真でどこか分かった方に拍手。
山は焼岳、下に見えるのは上高地。
そう。明神に行ってきました。


残念ながら途中で下ってきました。
あるクライマーが、アルパインクライミングは漆を塗り重ねるようなものだと言いました。
近道はない。
ただじっくり、壁と己とに向き合い、登るだけ。
ひたむきでありたい。そして、強くなりたい。
甲斐駒ケ岳 黒戸尾根
三連休は現地から携帯で更新したように、甲斐駒に行ってきました。
初日は低気圧の通過で、刃渡りあたりからちらちら雪が降り始めました。
しかし、大きく崩れることはありませんでした。
小屋に到着後、一晩で50センチ近く降り積もり、ガイドパーティー以外は翌朝七丈小屋から下山。
初日の夜はお客様のリクエストがり、ほうとうになりました。

翌日は晴天!
若干風はありましたが、登山できないような風ではなく快適でした。
午後にかけてほぼ無風状態となり、絶好の登山日和。

先頭を行くKガイド。
このあと2人で交代でラッセル。いいねえ!

八合目あたりからやっと硬くなる。

黒戸尾根からの登頂は3週間ぶりだとか。
無事に登頂できてよかったです。
やっぱり甲斐駒は山が雄大で、こんなに登ってて気持ちのいいのはやはりこの山が持つ風格のおかげだろうか。

無風の中下山
景色は最高。気分も最高。何もかもハッピー♪

そして夜は、お客様が用意してくださったきのこ汁と赤飯を使ったチャーハン。
これも2人でぺろりと平らげ、登頂の喜びを分かち合いました。

2晩お世話になった七丈小屋。
中は天国のような暖かさ。ご主人の田部さんはクライマーだから、とても楽しい話を聞くことができました。本棚にはアルピニスト。素晴らしい山小屋です。
南アルプスは大好きです。
学生時代、30泊31日で冬に縦走しました。一月歩いて会ったのは1パーティーのみ。
人がいなくて雄大な山が魅力です。
この冬はうちの現役が頑張って縦走するようです。
頑張ってよい登山をしてもらいたいものです。
Tag:山岳ガイド甲斐駒ケ岳南アルプス
七丈小屋

快適な二夜を過ごせました。新しいトイレも完成。ますます快適です。
甲斐駒ヶ岳

山頂に着きました!
さて

行きますか
4月平日限定プライベートガイドのご案内
お知らせです
4月の平日(3月31日~4月25日)のプライベートガイドを、
通常積雪期料金(お一人様1日40000円)のところ、
無雪期料金(お一人様一日35000円)で実施いたします。
当ガイドのプライベート山行は山域やルートによっての料金差はありません。
(ただし、特に難しいルートに関しては、事前に当ガイドの公募企画や、プライベートガイドに参加していただいております)
あのルートにトライしてみたい!
空荷で動きたい!
ガイド登山って初めてだけど、一回挑戦してみようかな!
なんて方のご参加をお待ちいたしております。
プライベートガイド詳細はこちらをご覧下さいその他4月から5月にかけての公募企画もございます。
メールや電話でお問い合わせいただくと、より詳しいご案内ができます。
初めてのメールやお電話は緊張されるかもしれませんが、お待ちしてます!
レトロなザック
昨日まで八ヶ岳は
赤岳に行ってきました。
昨日の天気は午前中勝負という感じだったので、前日に稜線にある展望荘まで上がり、昨日朝に
赤岳登頂しました。
で、昨日のお客様のザックに思わず引き込まれてしまいました。

どうです?
古いザックですが、古さを感じさせないというか。。。
渋いザックです。
30年ものだそうです。
出所はというと、、、

ミレーです。
しかも、ワルテル・ボナッティーの名前が!
当時でもレアなボナッティーモデルだそうですよ。
当時はこのザックを担いでいると、誰もが振り返ったとおっしゃってました。
キスリング全盛の頃ですから、小さなザックで軽快に山を登ってるとかっこいいだろうなあ。。。
Tag:山岳ガイド赤岳
赤岳展望荘

稜線にある別世界。
外は吹雪いてますが、中は快適そのものです。
登山家・竹内洋岳さんの復帰 後編
大雪でしたね!
我が家も30センチほど積もりました。朝からいい天気で照り返しがすごいです。
下界なのに雪目になりそうです!
さて、引っ張りに引っ張らせてもらったおはなしです。
っとその前にこの物語の主人公は
竹内洋岳さんです。
竹内さんのブログもチェックしてくださいね!
登山家・竹内洋岳 公式ブログさて、中間部まで問題なくサクッと登ってきた竹内さん。
ここまで登れば山頂まであと一息。難しいところは、あまり残ってません。
ガイドとクライアントの関係なら、このままガイドが先行してお客様に登っていただきます。
しかし、取り付く前からすでにその関係が消滅(笑)っと言うわけでもないけど、
僕自身完全に竹内さんのクライミングパートナーという認識でした。
たぶんこのあたりが、竹内さんが今回僕をご指名していただいた理由なんじゃないかと思ってます。
僕は常日頃、自分のクライミングをしないガイドはどうなの?
って感じてます。
自分自身のクライミングに夢があるからこそ、ステキな仕事ができるのではないかと思ってます。
もちろん、そのクライミングは仕事のためではありません。
純粋に、自分自身のためです。
スティーブハウス、マルコプレゼリ、フーバー兄弟。。。
皆、尊敬するクライマーでありガイドでもあります。
まだまだ彼らには及びません。
でも竹内さんは、そんな僕のパーソナリティーを買ってくれたのだと思ってます。
さて、いつまでもフォローで登ってもらうわけにはいきません。
調子も良さそうなので、竹内さん、トップで登りませんか?
うん。いいですね!
難しいとか難しくないとかじゃなくて、こうやってトップに立つことがクライマーとしての復帰なのです。

気持ちよくクライミング!
そしてついに

登頂です!
この時の喜びの声は、竹内さんのブログにアップされています。
こちらから
登頂の喜びを生で聞くことができた僕はラッキーでした。
竹内さんの登頂に合わせて天候も回復。
このオッサン、まだ見離されてないようです。

安全圏まで下りてきました
すっかり青空です。

この日の
赤岳は、いつになく美しかったです。
こうして2日間はあっという間に終わりました。
僕が言うのは生意気ですが、この事故を克服することで、
竹内さんは絶対に以前よりも強くなると思います。
そして竹内さん自身の夢でもある8000mの14座も、きっと近いうちにかなえられると信じています。
その新たなる第1歩に立ち会う機会を与えてくれた竹内さんに感謝します。
(完)
Tag:山岳ガイド赤岳竹内洋岳
片倉館

諏訪にある昭和レトロな温泉です。この建物の中に、なんとお風呂があるのです。
たっぷりのお湯でリフレッシュできますよ。八ヶ岳の後に、ちょっと足をのばしてみてはいかが?
阿弥陀岳・北稜

2日続けて登りました。明日は天気が悪くなりそうなので、日帰りでした。
曇り空でしたが、山頂から360°の大パノラマを満喫しましたよ!
登山家・竹内洋岳さんの復帰 中編
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