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パタゴニア

厳冬期の富士山

2月の富士山なんて強力時代以来でした。

どうしてもこの時期の富士山に近づいてみたい。
そんなゲストの強い思いがありました。

天気予報的にも登頂の可能性はほとんどないこと(南岸低気圧~冬型)を了承していただいた上で、
土曜日に入山しました。

佐藤小屋はこの時期とは思えぬ混雑振り。

相変わらずこの小屋はいい。

こんなにくつろげる小屋はめったにない。
山小屋がどんどんオシャレになっていくなかで、一晩過ごすとウエアが煙臭くなる小屋はほとんど残っていない。
ここはそんな小屋です。

翌朝6時に小屋を出発。

風は思ったほど強くはなく、大して苦労せずに8合目まで登ることができました。
「これはもしかしたら行けるかもしれない」

そう思いながら食行身禄が眠る烏帽子岩を過ぎたあたりで、
木花咲耶姫は我々を拒否し始めたのでありました。

風が息をしている。
これは突風が吹くということです。
常時強い風が吹き付けるよりも厄介な状況。こうなってしまえば、人間になす術はなし。

本八合目を目前にした場所で撤退を決意。

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3250mから下を見た様子
シャッターを切るのがやっと・・・

やはり厳冬期の富士山は凄まじい雰囲気があります。
でも強力時代は月に3度は登っていたので、必ず登れる日はあるはず。
その日にめぐり合えるかどうか、だけですね。


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阿弥陀岳南稜

i-nacの学生たちと阿弥陀岳南稜に行ってきました。

立場山までは雪は少なく快適に登りました。

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青ナギの手前でテント泊

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とても冷え込む予報もあったので、出発はわざと遅らせて8時出発。
だんだんと雪が増えていきます。

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まっさらな雪にトレースを刻んでいく醍醐味。

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上部のトレースもほとんどなく、ルートファインディングのいい練習になりました。

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もちろん、上部ではロープを使って・・・
これもいい練習です。

RIMG10339.jpg

下降は御小屋尾根でした。

RIMG0343.jpg

阿弥陀岳南稜は、テント泊で行った場合は縦走形式の登山となります。
途中にはロープを使用したほうが無難な箇所もあり、
軽量化、ロープワークなどの総合力が試されます。
雪山のテント泊を知ってて、八ヶ岳の初級バリエーションがこなせる人で、
何よりも歩くことが好きな人ならきっと気に入ってもらえるルートだと思いますよ。
個人的にはおすすめのルートです♪

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アイスキャンデーと阿弥陀岳北稜

週末は八ヶ岳でした。

初アイスクライミング&冬山バリエーションのお二人にご一緒して、
アイスキャンデーでのアイスクライミングと阿弥陀岳北稜を楽しんできました。

初日はアイスキャンデーでアイスクライミング。
ちょうどこの週末は、ペツルシャルレ製品を取り扱っているアルテリアと、
マムートジャパンが体験会を催しており、いろいろアックスを試しに使うことができました。

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炊き出しもあって、おいしく登ることもできました♪

そして今日は阿弥陀岳北稜。
先週までの寒さがウソみたい暖かかった・・・とは言っても先週までと比べてなので
寒いことは間違いありませんが・・・

ゆっくりと8時に赤岳鉱泉を出発。

前後に他のパーティーはなく、とても静か。
貸切で登らせていただきました。

下部の樹林帯はラッセルの練習もかねて、ローテーション組みながら登りました。

頂上岩壁下で雲が晴れ、赤岳がだんだん浮かび上がる姿は圧巻でした。

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最後のナイフリッジを通過する頃には、
すっかり展望も開けて気持ちがいいクライミングを楽しむことができました。

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赤岳方面の人の多さに対して、とても静かな阿弥陀岳。いい山です♪

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八ヶ岳 赤岳

もう先週の話になってしまいましたが・・・

今シーズン最初の赤岳に登りました。

初日は硫黄岳を目指して登りながらアイゼン歩きの練習。
この日はあいにくの吹雪で、赤岩の頭まで登りました。
12月は暗くなるのが早いので、小屋に戻った頃は真っ暗になっていました。

翌日は予報通りの好天。
風が弱く、最高の登山日和となりました。

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ところで、またまた道具の話です。

冬のシェル選び、皆さんどうしていますか?

ハードシェルとソフトシェル、どちらがいいかなと迷う方も多いはず。
どちらがいい!とは言えませんが、一つで済ますならハードシェルを選択すると思います。
過酷な天候でも信用できるといえます。
もちろん、ソフトシェルにも利点はあって、
・軽い(もちろん、ものによりますが)
・透湿性がいい
・動きやすい
などのメリットがあります。春先は薄いソフトシェルをよく使います。
(もちろん、突然の雨や風に備えて、超軽量のハードシェルは潜ませていますが・・・)

で、今回ご紹介したいのが、パタゴニアのフラッグシップと言うべきストレッチエレメントシリーズです。
僕は2004年から愛用していて、2004年の遠征では途中で怪我をして3日間四つん這いでBCまで戻った時もこのストレッチエレメントジャケットとパンツでした。

この時のエピソードは、その時使用したウエアと共に数年前パタゴニアのショップに展示されていました。

今シーズン、僕も愛用しているストレッチエレメントシリーズ。
少しお値段は・・・でも間違いありません。おすすめです!


女性用


男性用

ビブは男女兼用。
女性はS(160cmくらいの人)かXSで大丈夫だと思います。


男女兼用可




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富士山

週末は富士山でした。

カメラの調子が悪くて写真は携帯のカメラを使いました。

初めてお会いするゲストとマンツーマンでの登山。

土曜日はちょっと遅めに富士吉田駅で集合して馬返しへ。
駐車場は車で埋め尽くされていました。

馬返しから佐藤小屋までの道は、歴史を感じるとても好きな道です。
道の整備はかなり行き届いていますし、要所要所に歴史の解説もあります。
佐藤小屋までのおよそ3時間は、富士登山をより味わい深くすると思いますよ。

昔の5合目集落あたりがかなりアイスバーンとなっていて、
そこだけが怖かったかな。

佐藤小屋に着いて、少し休憩の後準備をして雪上訓練。
でも小屋のそばには適当な場所がなかったので、偵察かねて6合目まで。
ここで初めて吉田大沢が大きく雪崩れていることに気付きました。

歩行練習は少ししかできませんでしたが、明日に備えて早めに小屋に戻りました。
途中で見えた影富士が雄大で印象的でした。
吉田ルートの場合、夏は南側に少ししか見えないのですが、
冬は真後ろに太陽が沈むので、大きな影富士が真正面に現れます。
この時期にしか見えない景色ですね。

テントの人がかなり多く、顔見知りにもたくさん会えました。
佐藤小屋、個人的には大好きな山小屋です。
いかにも「山小屋」
帰ったらウエアが煙臭くなっているのもいいなあ・・・

さてさて日曜日。
ゲストのリクエストで、山頂ではなく歩行練習に重点を置きながら登れるところまで、ということに。
5時に朝食を食べて6時出発。
登山者が多くて驚き。
歩く練習をしながら、ゆっくり上を目指す。
空気はあたたかく、薄手のグローブで十分。風も弱くてかなりいいコンディションでした。

七合目下あたりにデブリの末端がありました。
写真はこちら

かなり巨大なデブリでした。
この時期にこんなの見るのは初めてです。
佐藤小屋の話では、金曜日に出たんじゃないかとのことでした。

昔は麓の町まで届いたという富士山の雪崩。
ほんの少しですが、その威力を垣間見ることができました。

白雲荘まで来たところで10時半になったので、ここで引き返すことにしました。
でもここで標高3200m。すでに北岳よりも高い場所になります。
白雲荘手前はところどころ固い雪面になっていました。
おそらく今日は、頂上付近はとても硬かったんじゃないかなあと想像しています。

終始景色がよく、風は穏やかで暖かく、申し分ない富士山日和でした。






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hanatani

Author:hanatani
花谷泰広(Hanatani Yasuhiro)
Climber,Mountain Guide
http://first-ascent.net/

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