スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
パタゴニア

穂高~槍の継続登攀(後半)

好天のサイクルはあと2日
滝谷の翌日は大キレットを越えて槍に移動。槍の西稜を登攀しました。
小槍に登る名ルートです。

DSCN5076.jpg

南岳直下から大キレット方面

DSCN5074.jpg

同じく南岳直下

P1020391.jpg

槍の西稜1ピッチ目
最下部は雪稜なので割愛した。このピッチも快適♪

DSCN5080.jpg

2ピッチ目
結構もろい部分があるがなかなか楽しいピッチ。
この上のくの字クラックがこのルートのハイライト。残念ながら写真はなし。

小槍から懸垂で下り、あとは稜線を忠実にたどると槍ヶ岳山頂。
ロケーションといい、ルートの内容といい、ここも日本離れしたすばらしいところでした。
ごちそうさまでした。

翌日は昼まで天候待ちをして停滞。
風が収まったのを確認して槍に登り返し、北鎌尾根を下降。やっぱり北鎌を下降しなければ完結とは言えない旅です。

DSCN5092.jpg

頂上からコンテで行動開始
しばらくは傾斜があるので、ずっとコンテで行動。

DSCN5096.jpg

北鎌尾根途中から振り返る

DSCN5112.jpg

独標まで来てふと左側を見ると、「ここしかない!」ラインが。
地図で確認すると「天狗前沢」とある。明日から天気が崩れるし、今日のうちに下れるところまで下っておきたい。ということで、快適に沢を下降。
振り返ると北鎌尾根の北面が、日本離れした景観を見せてくれました。

DSCN5126.jpg

その後、千天出合までは快適だったものの、そこから先が核心!
何と渡渉が20回ほどあって、途中から靴の中が濡れようがウエアがびちゃびちゃになろうがおかまいなしの状態。暗くなってしまって先が見通せないということもあったけど、年末年始にここに来た人の話では渡渉が1回しかなかったらしく、ずいぶん様子が違うなあ。。。と感じました。

単純に雨と雪解けで増水していただけかもしれない。

湯俣から先もこんなことしたり

DSCN5127.jpg

こんなことしながら下りました。

下山は結局8日目の翌日となりました。

振り返ってみると、前半の2つの壁。さらに北鎌下降後のクライミングができず、「パチンコ」とはいえ「パチ」くらいしかできなかったことは事実。前半割愛だから「ンコ」か・・・
しかし、気象条件を考えると、前半を割愛したのはベストな判断だった。

体力的には、今回に限って言えば楽でした。
冬期小屋を利用することができることから、かなり疲労回復できます。
それに比べ、黒部横断はずっとテント。
下山後も追い込まれたような疲労感がなく、このあと仮に黒部横断があったとしてもまったく問題ないでしょう。
しかし、前半のクライミングをしっかりこなし、吹雪の中も行動するなら話は別。
やはり体力あってなんぼの継続登攀ですな。

ラインは工夫次第でいくらでも考えられるので、今後も楽しいパチンコができたらいいなあ~
と思いました。

また来シーズン!

スポンサーサイト
パタゴニア

穂高~槍の継続登攀(極上の滝谷)

続いて、極上の滝谷です。
今回はクラック尾根を登りましたが、いや~これが何というか。。。まあ、見てくだされ。

DSCN4957.jpg

北穂から涸沢方面
この日は微風・快晴。これ以上ないコンディション。もちろん山は2人きり!

DSCN4963.jpg

滝谷

P1020374.jpg

クラック尾根1ピッチ目
薄い、しかし粘りのある氷がびっしり。
アックスを決めるたびに「キュ!」と音がします。ちょっと決めただけで「キュ!」たまらん!

DSCN4982.jpg

2ピッチ目
極上

DSCN5006.jpg

同じく日本離れした2ピッチ目

DSCN5028.jpg

4ピッチ目
最高

DSCN5035.jpg

6ピッチ目
幸せ♪

DSCN5049.jpg

同じく6ピッチ目
どこまでも続いていてほしいピッチ

というような感じで、終始笑顔が耐えない楽しすぎる滝谷でした。
こんなこともあるんだなあ。。。
これだけは、来てみないとわからない。山はやっぱり自分の足で稼がなきゃダメだ。
情報ばかりに踊らされてはいけない。

パタゴニア

穂高~槍の継続登攀(前半)

写真を中心に報告します。

DSCN4887.jpg

ようやく姿を見せた前穂高。(入山2日目の夕方)
入山初日は横尾到着後から降り続き、翌日は何と12時間も降り続いた雨。
谷という谷にはデブリがあり、屏風は1ルンゼを登る予定だったけど、
このコンディションで登るのは自殺行為!
また翌日から天気が崩れる予報だったので、一気に穂高岳山荘まで行くことに。
翌日は0時起床でフル行動。

DSCN4888.jpg

慶応尾根上部。明るくなって気持ちがいい稜線だった。

DSCN4893.jpg

雨の影響か、斜面にはひび割れ多数。

DSCN4906.jpg

前穂北尾根方面
本当ならば、この時期もっと白いはず。

DSCN4914.jpg

4・5のコルまではノーロープで行動

P1020326.jpg

4峰の登りからコンテで行動

DSCN4920.jpg

3峰もコンテ
結局この日はこのあとずっとコンテで行動。
雪の様子から、稜線まで雨だったようで、本当にいつでも滑落できるくらいのガリガリ斜面だった。

DSCN4928.jpg

吊尾根は北尾根よりもいやらしい印象だった

DSCN4935.jpg

何とか明るいうちに奥穂高に到着
長い一日だった。

荷物が軽ければこれくらいの行動は日常茶飯事だけど、今回は25キロくらい背負っての長時間行動。やっぱりかなり疲れました。こういうのって、長期山行でしか味わえないもの。やっぱりここまでやると「山に登ってるなあ!」って気になります。

やっぱりこういう登りをやらなきゃ強くならないな。

パタゴニア

下山しました

2月24日からの登山は、無事に下山しました。

留守の間、皆様にはご不便をおかけいたしました。
大変充実した時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

今回はホームページ上には「穂高~槍継続」と書いてありましたが、
いわゆるパチンコというやつをやってきました。
穂高~槍にかけて点在する壁を継続して登ることで、
代表的な継続として、屏風~前穂東壁~滝谷がありますが、これでは不十分で
さらに縦走して槍ヶ岳の西稜~北鎌尾根下山~唐沢岳幕岩などと継続していきます。

今回は天候が悪く、かなり割愛してしまいました。

入山初日は中の湯から横尾に入山。横尾に着いて間もなく雨が降り始め、
翌日早朝から行動開始するも、またも雨。あわてて横尾に戻るもずぶ濡れ。。。
結局その日は12時間降り続き・・・

で、屏風は論外!
ということで、前半は捨てることにしました。
その後の週間予報もかなり絶望的で、まさに行くか戻るか(やめて他の山に行くか)という場面でしたが、可能性はゼロではないのでやれるだけやろう!ということに。

3日目は怒涛の14時間行動で、横尾~慶応尾根~前穂北尾根~奥穂高岳~穂高岳山荘をこなし、

4日目は予報どおり吹雪で停滞。

5日目に北穂に縦走後、最高のコンディションの滝谷を登攀。

6日目に大キレット越えて槍ヶ岳山荘到着後、槍ヶ岳西稜登攀。

7日目、半日停滞の後北鎌尾根下降、独標から天狗前沢を千丈沢に下降し、
千天出合から数十回!の渡渉でびちゃびちゃの状態で湯俣へ。夜9時ごろまで行動して幕営。

8日目に下山してきました。

この週末にかけて記録を整理し、このブログで紹介させていただきます。
写真もたくさんあります。

今しばらくお待ち下さい。ご期待下さい!



パタゴニア

下山後のお楽しみ

20090304074847

北鎌を下り、無事に下山しました。
幸せ~

パタゴニア
プロフィール

hanatani

Author:hanatani
花谷泰広(Hanatani Yasuhiro)
Climber,Mountain Guide
http://first-ascent.net/

Twitter
おすすめ
パタゴニア
リンク
このブログをリンクに追加する
最近の記事
ブログ内検索
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。